子育てで悩む沖縄の方へ「子どもを素直にする方法」

 ひねくれているわが子をどうしたらいいのか?

-というのが私の大きな子育ての悩みの一つでした。

 

 その問題を解決したのが「オウム返し」という方法です。

 

 オウム返しとは、相手が話した内容を繰り返す事で、まず「聞いて貰えている」状態から更に「分かって貰えている」という風に相手が感じられるスキルの一つです。

 

 ほとんどの人は本当の会話が出来ていないと言われています。

そもそも会話は「キャッチボール」だという事を知っていましたか?

あなたはキャッチボールで会話をしていますか?

 

 具体的にどういう事かと言うと

例えば、忙しい時間帯の夕食の支度中に

子「ママ、お腹空いたからおやつ食べていい?」

ママ「もうすぐ夕食だからダメ!」となりませんか?

ちなみに過去の私は更に、「ママが夕食の準備で忙しいのが見えないの?」と怒りに変わっていました。

 

 キャッチボールというのは、まず投げる、受け取る、受け取ったボールを投げる、の繰り返しです。

多くの親は、子どもが投げたボールを打っているのです。

打ったボールは早くて怖くて受け取れません。

 

まず、こういう現実を知って下さい。

 

 もう一つお伝えしたいのですが、あなたは「聞かれる」とは、どういう事かを考えた事がありますか?

話を聞かれるという事は『あなたの話は大切』という行動の一つなのです。

逆に聞かれないという事は、『あなたは大切ではない』というメッセージを子どもに送った事になるのです。

 

では、先ほどのような時はどう会話すれば良かったのでしょうか?

子「ママ、お腹空いたからおやつ食べていい?」(投げる)

ママ「お腹が空いてて、おやつが食べたいんだね」(受け取る)

  「急いで作るから、今は我慢をして夕食を食べて欲しいの」(投げる)

  となります。

  (状況によってはオウム返し自体が返事になります。)

 

 オウム返しとは、ありのままを受け取る事です。

子どもにありのままのあなたでいいのよ。-というメッセージになります。

だから、素直に思ったことを安心して言う事が出来る子どもになります。

 

そういう体験を沢山すると、うちの子のようにひねくれて物事を見たり、受け取っていたのが嘘のように変化していきました。

 

「オウム返し」は、慣れるまでは大変だと思いますが、繰り返していくうちに出来るようになりますよ。