大好きな沖縄の方へ「世の中を承認してみよう」実験!

「承認」「傾聴」「質問」がコーチングの3本柱です。

特に「承認」によって人生を振り回されている人達が多いです。

人は認められたい生き物だからです。

 

コーチングで「承認」が大事だと学んで、

【承認する事によってどう変わるのかを実験したくなりました。】

 

具体的にどういう行動をしているかというと、

「いいな」と思った事があったら相手に「いいね」-と伝える事をしています。

 

 例えば昨日、図書館に行った時の事です。

棚に本立てを使って表紙を見せて並べてある本が、目に飛び込んで来ました。

ただ並べられているだけなら手に取る事がなかったであろう本でした。

図書館で働いているスタッフさんの「読んで貰うための工夫」が伝わったので、本を借りる時に「表紙を見せて並べてくれてこの本を知りました。きっと一生出会わなかった本です。ありがとうございます。」と伝えました。

スタッフの方は笑顔で「こちらこそ、励みになります。嬉しいです。」と、その事で数分ですがお喋りしました。

私はとても心が温かくなりました。

余談ですが、こういうセリフがスラスラ口から出てくるのは最近です(笑)

過去に(今も)嫌な思いはしています。でも、それ以上に幸せな気持ちになる事が多いのです。

 

 図書館の帰り道に寄ったお店で、車いすのオバーと介護施設のスタッフらしい人が買い物をしていました。

私が欲しい商品の前で止まって場所を取り、ゆっくり話しをしているので欲しい商品が買えず邪魔だなと思いました。

私は、「スッと商品が手に取れる状態が当たり前だと思っているんだな」と気が付きました。

そして、入院中でもう歩くことの出来ない義父の事を思いました。

日常の買い物をするーという事さえも幸せな事かもしれないんだな~と思いました。

レジで会計をしていると、後ろにそのオバーとスタッフの人が並びました。

私はカゴを返却する時に振り返ると、オバーと目が会いました。

 私が笑顔で会釈をすると、オバーがなんともいえない可愛らしい笑顔で返してくれました。

ただ、それだけです。

でも、胸が熱くなりとても優しい気持ちになりました。

 

 「承認」を続けて、私は以前より寛容になった様に思います。

 

ちょっと上級編になりますが(笑)

 泣いて駄々を捏ねる子どもをあやしているママには「かわいい~、もううちの子はこういう時期が過ぎてしまって、大変だと思うけど今しか味わえないわよ」というような声を掛けます。

昔の私が言われたら嬉しかったであろう言葉を相手に伝えるようにしています。

ママ達は、ほっとした顔をしてくれたり愚痴を言ったり、様々です。

 

私が世の中を承認しているつもりが、自分が承認されている事に今このブログを書いている最中に気が付きました。

 

人という字は2本の棒が支え合っているという意味だと聞いたことがあります。

やっと、少しその事が分かってきたように思います。