沖縄が心配です
私は沖縄出身で、現在名古屋に住んでいます。
私の悩みの一つが「日本と沖縄の平和」です。
日本はこの77年間、戦争に直接関わってきていないので、この世界は平和が当たり前で、日本が侵略される危機感を持っている事を言うと周りから浮いてしまいます。
だから、信頼している人にしか言わないようにしてきました。
でも、9月11日の県知事選で玉城知事が再選されると、沖縄は後戻りできないくらいの状況になるかもしれないと感じたのです。
上記記事の中で8月19日、与那国島町長の糸数氏が「台湾有事は日本有事、沖縄有事だ。住民を危機回避で島外に避難させる手立てを問い合わせても、県からは回答がない」と玉城デニー知事に迫ったそうです。
玉城知事の答えが「この件については世界中のウチナンチュ(沖縄人)に呼び掛けて、どの国とも仲良くするのが大事だ。沖縄県は福建省と姉妹都市だ」と返答したとのことでした。
私は、県民の皆さんが玉城知事を応援するが気持ち分かります。
私も、世界中のウチナンチュに呼び掛けて、声を上げてもらって、話し合いでどの国とも仲良くできたら、こんな素晴らしいことはないと思うからです。
それで沖縄の平和が維持されるのならいいのですが、どうしてもそうは思えないのです。
その理由の一つに、私は天安門事件の動画を見た事があります。
その時の映像で見た、自国民を戦車でひく光景を忘れることができません。
そういう事をやっていたので、ウイグル自治区やチベットで行われていると言われている民族弾圧は、事実だと思っています。
更に、中国の学校では日本人が野蛮で非道だという教育がなされているそうです。
実際に、昨年の熱海の豪雨災害で家が流されていく映像に「日本人に天罰が下ったww」というようなコメントのツイートも見ました。
日本に帰化した石平氏によると、お酒の席で日本人をコ○したいという話題になるのは珍しくないそうです。
親日の人も多くいると思いますが、そういう感情を持つように教育されているという事実を知る必要があると思います。
私は、中国と険悪になって欲しいとは思っていません。
それぞれの立場があるので、全てがきれいごとではできませんし、いろいろな面があるという事を踏まえて、付き合った方がいいと思います。
仲良くする か 仲良くしない の2択ではなくて、助け合いができる面では仲良くし、日本が侵害されている面に対しては毅然とした態度で対応した方が、いい関係になれると思っています。
ところで、何度かこの記事を取り上げて解説しているのを見かけます。
上記記事の中で書かれている、報告書を翻訳ソフトを使って訳してみました。
CHINESE INFLUENCE OPERATIONS 中国の影響力作戦 を訳しました。 - daisukiokinawaのブログ
良かったら、一次情報を読んでみてください。
さて、「どうしていつも沖縄なの」と、思う方も多いと思います。
それは沖縄の位置する場所が一番の理由だと思っています。だから、沖縄が巻き込まれる今の現状は仕方がないと思っています。
それは「親」を選べないようなものだと考えています。
私は父からDVを受けて育ちました。「私は悪いことをしていないのに、どうしてこんな境遇なの?」と小さい時からずっと世の中を恨んできました。
どんなに否定しても、変えられない事があります。
私はこのまま父と暮らしたら、私の人生が壊されると思い上京しました。
風呂なし、共同トイレの古いアパートで、電気を消すとGがすぐ出てくるような部屋でした。でも、沖縄に帰ると地獄が待っているので、頑張りました。
ある私の友人は、祖国が安定していないこともあり、兄弟や親せきが世界中に散らばって住んでいます。世界情勢の話になると危機感を持っているのが分かります。
その彼女は日本が大好きなので、日本の事を憂いています。
世界に目を向けると、平和に暮らせている事は当たり前じゃないんだと思いました。
ロシアから侵攻されている、ウクライナ人から見た世界の考え方を 分かりやすく解説している動画があります。
こういう事を知るにつけ、私の常識で判断する正しさでは、望む結果にならないかもしれない。
日本もこのままではウクライナと同じ事態になるかもしれない!と考えるようになりました。
ところで、私は帰郷する時に、平和の礎に手を合わせに行くようにしています。
戦争で亡くった方たちに「今の沖縄の平和は皆さんのおかげです」
と、お礼を言うためです。
私は数年前まで、米軍基地があるせいで、沖縄県民が苦しんでいると思っていました。
例えば、沖縄国際大学に米軍のヘリが墜落した時には現場を見に行き、やっぱり沖縄には米軍は要らない!と、思ったものです。
いろいろな事を知った今は、撤退するのであれば、中国・ロシア・北朝鮮の脅威から米軍が在留していなくても大丈夫だと思える環境が整わないと、逆に危険な状況になると考えるようになりました。
私は夢を実現するには、不本意なことも一旦飲み込む必要があると思っています。
そして、なるべく感情を除いて現実を見る努力をする必要があると思っています。
その上で、現実に合わせて少しずつ行動し、夢を実現していくのが、いいんじゃないかな…と考えています。
実際にこういう生き方をすることで、不運だった私の人生が好転していきました。
それにはまずは、現状を正しく知る事が重要だと思います。
現実の日本が置かれている状況を、テレ東さんのこの動画が分かりやすく説明していると思ったので、良かったら見てみてください。
私は数年前に、我が子にちゃんと沖縄の事を伝えたい!と思いました。
勉強していくと、沖縄戦で日本が沖縄を本気で守ろうとしていた事実を知りました。
その時、心が軽くなるのを感じました。
今まで気が付いてなかったのですが、私は傷ついていたんです。
「日本は沖縄を踏み台にしてきた」「日本は沖縄の事を粗末に扱ってきた」
となんとなく心の底で思っていたようです。
でも、違ったのです。
ちゃんと守ろうとしていたんだ!
日本は沖縄を大事に思っていたんだ!
この事実を知っただけで癒されていくのを感じました。
それから、今までの知識や思い込みを捨て、真っ白な気持ちで「沖縄」を知るように努めました。
そして今の私には、沖縄が危機的状況にあるように見えます。
マイケルムーア監督の映画シッコの中のあるセルフです。
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民主主義は最も革命的な思想だ。社会主義やなにかよりよっぽどね。
もし権力を持てるなら、自分やコミュニティの需要が満たせる。
資本家は言う「選択肢を与える」という考え方は、選択肢の自由あればこそ、借金苦に選択の自由などない。
労働者の借金苦は体制を利するものだと?
借金苦の者は、希望を失い投票をしない。
体制側は「投票を」と言うが、もし貧者が本気になって、自分の代弁者に投票したら、真の民主主義革命が起こる。それは困るから、体制側は希望を奪う。
国家の体制には二つの方法がある。
恐怖を与えることと士気を挫く(くじく)事。
教育と健康と自信を持つ国民は扱いにくい。
ある種の人間は思っているよ。
教育と健康と自信は与えたくない。「手に負えなくなる」と。
世界の人口の1%が80%の富を独占している。
よく皆は耐えていると思うが、貧しく士気を挫かれ恐怖心があるため、命令を聞いて、最善を祈るのが一番安全だと思っているんだ。
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私はどういう選択が正解か分かりませんし、未来がどうなるのか分かりません。
でも今は、一見平和に見えますが、紛争が表面化するギリギリのところにきているのではないか!と感じています。
どうか、私の心配がただの杞憂に終わりますように…。
最後までお読み頂きありがとうございました。