大好きな沖縄の方へ「人件費の内訳を知ると世界が変わります」
人件費についての説明がユーチューバーのキミアキ先生の起業酔話 が、分かりやすかったので、引用させて頂きました。
この動画では、正社員、平均年収370万円以下の税負担を解説しています。
多少の矛盾点はありますが、今回のブログではざっくり知って欲しいのが目的です。
詳しく知りたい方は、ご自身で調べて下さい。
よろしくお願いします。<(_ _)>
では、説明します。
厚生年金、社会保険等で給料の15%が本人の給料から引かれています。
会社負担分の厚生年金、社会保険、介護保険、雇用保険、労災保険の合計が
約17%です。(一番低い場合)
ちなみに書類上は会社負担ですが、会社から見ると人件費の一部です。
上記、年金や保険を引いた後に、各種税金が引かれます。
所得税5%(年収195万円以下)【330万円までは10%、それ以上20%】
住民税10%、消費税8%(お給料から直接引かれる訳ではありません)
会社負担分と併せて合計で最低55%が年金、保険、税金という事がホワイトボードに書かれています。
あなたは、会社から見て消費税を引いた47%が人件費だという事を知って働いていますか?
キミアキ先生もおっしゃっていますが、「経営者側は搾取していません」という事が、今回のブログでお伝えしたい事です。(例外はあります)
ちなみに私は自己中の経営者の下で働いたことがあります。
売り上げが悪い時に、給料の支払いを滞らせたにもかかわらず、家族の誕生日をホテルで祝い、その支払いを経費として落とすような人でした。
本題に戻りますが、会社に文句を言っている人と話すと、「給料分は働いた」とか「会社は不当に儲けている。私は搾取されている」と言います。
とても嫌な思いをしたんだろうな~と思います。(私のように)
それでも、あなたが経営者側の立場になって考えてみて下さい。
人件費以外にも、家賃、仕入れ代、設備費、光熱費など、会社を維持するだけでお金がかかります。
私は経営者にお会いする機会があるのですが、「年金や保険を支払うのが大変」だとおっしゃいます。そのせいで、人を雇うのをやめて自分一人の規模に縮小した方を何人か知っています。
私が以前働いていた会社の経営者のように社員を大事にしない人もいますが、世の中には社員を家族のように大事にする経営者もいます。
小説「海賊と呼ばれた男」のモデルになった、出光興産創業者の出光佐三氏
のような経営者はいるのです。
ですが、あなたがそういう人はいない、経営者は搾取する!と思っているのなら、そうでない方とのご縁が遠のくのです。
私はクライアントさんに「経営者側の立場」から考えてみる事をオススメしています。
今まで見たの事のない視点で、改めて仕事の現状を見てもらいます。
見えなかった事に気が付いたりします。
日々の日常は同じなのに、見える現実が違うのです。
そうすると徐々にですが、確実にあなたの世界が変わります!